スキーでのスポーツ留学

スキーでのスポーツ留学

スキーでのスポーツ留学 日本人のスキー選手が世界でも活躍する時代になりました。日本にも着実にスキーの文化が根付き始めており、長野県や北海道には世界的なスキー選手を次々と輩出する学校が存在しています。
スキーの王者と呼ばれるノルディックスキー複合で、日本は荻原兄弟のような天才を持ちましたが、まだまだそうした選手の存在は単発という印象があります。
スポーツ文化や環境の底力でいえばまだ本国の北欧には敵いませんし、アルペンスキーにおいても本場ヨーロッパとの差はあります。
そこで今回は、世界一流のスキーアカデミーに参加し、その技術で日本代表としてオリンピックに挑戦したい人、あるいはその本場の教育プログラムやノウハウを日本に持ち帰りたいという人に向けたスポーツ留学を考えたいと思います。

アルペンスキーかノルディックスキーか

アルペンスキーとノルディックスキーは競技の内容が違うので、異なったコース、異なった留学先を選ぶ必要があります。例えば中部ヨーロッパで発達したアルペンスキーを学びたいと思ったら、

Ski High School

アルペンスキーかノルディックスキーか といった選択肢が考えられます。イギリスに事務所を構える学校になりますが、実際の授業はスイスのジュネーブとフランスのシャモニー・モン・ブランの中間点で行なわれます。実際の流れを説明すると、10月後半にフランスで生徒と先生が集合し、基礎トレーニングをスタートします。
その後、12月下旬になると山深くに移動します。最初はフィットネストレーニング、理論勉強などを重ね、年明けの1月下旬から本格的なスキートレーニングがスタートするイメージです。半年間は完全に山ごもりです。他スクールとの対抗戦なども開催されるので、後に国際大会で世界中の選手と戦おうとする人は、メンタルトレーニングにもなります。

ノルディックスキーならノルウェーへ

ノルディックスキーならノルウェーへ ノルウェーに行くと、日本人とノルウェー人のスキーに対する圧倒的な認識の差が分かります。ノルウェー人はスキー板を履いたまま生まれてくると言われています。ノルウェーの首都であるオスロから電車に乗って1時間も走ればスキー場に到着してしまうような地理的アドバンテージがノルウェーにはあるので、仕事帰り、学校帰りにそのままスキー場へ向かう人もたくさんいます。
そうした環境の中で、偉大な選手が次々と育ってくるのです。日本でも単発では世界的な選手を送り込めますが、ノルウェーのように継続して世界的な選手を輩出し続けるためには、それなりの環境が必要です。
ノルウェーにはその環境が整っており、その環境を求めてヨーロッパ各国から留学生が集まります。ブラジル人にサッカーがあるように、ニュージーランド人にラグビーがあるように、ノルウェー人にはスキーがあるのです。
ノルディックスキーで世界一流の環境に留学したいなら、ノルウェーで決まりです。